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by reina917
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*本日の一冊◆与謝野晶子*

◆与謝野晶子―女性の自由を歌った情熱の歌人
(学習まんが人物館)入江 春行 / / 小学館


あまりに感動したので書評を書くことにします。

でもこの本子供向けなんです。漫画なんです。
でもあまりの完成度の高さにビックリです。登場人物の相関関係や、本人の作品、
当時の時代背景と当時の人々の考え、それらのエッセンスが"漫画"という表現方法を
上手につかい読者にわかりやすく伝えられています。

この本はバイオリンのレッスンの後、歯医者さんに行ったのですが、歯医者の待ち合わせ室に
置いてあったのを何気なく手にとったのが出会いです。
与謝野晶子の作品では「遺書」や、「みだれ髪」「君死にたもうことなかれ」を読みましたが
そして彼女の歌の斬新さ大胆さ、がこの本を読むことでもっと理解できたと思います。

本書の中では、彼女の歌がところどころにちりばめられていて
どんな心情で、どんな環境や状況から、この歌が出来たのか、よくわかります。
とくに「君死にたもうことなかれ」の歌のあたりは、彼女の思いが伝わってきて
歯医者さんの待合室にいるのも忘れて、泣いてしまいました。

それ以外にも、心にぐっっときて涙がでそうになるシーンがたくさんありました。

子供向けの本ではあるのですが、大人が読んでもここまで感動するなんて、
結構完成度高いですし、他の作品も読んでみたいを思いました。
歌の現代語訳は秀逸であることも、特筆すべき点です。
by reina917 | 2008-06-13 11:43