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by reina917
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*バイオリンの製作-Prologue*


みなさんは、バイオリンってどうやって作られていくか知っていますか?
お店で並んでいるピカピカのバイオリン。
それがどんな工程を経て自分の手にやってくるのか、想像したことありますか?

この度、ワタシは師事している先生にバイオリンを製作していただくことになりました!

先生に恵まれていることは常日頃感じているんですが、その上その先生に作って
いただけるなんて・・・!!
本日は、先生にバイオリンを依頼し、今日に至るまでを記しておきます。

* * * * * *
ある日、レッスン前に先生が白いバイオリンを手にレッスン室にやってきた。
それは一体・・?と素朴な疑問を投げると先生は今ヴィオラを作成しているという。
(カタチが似てますからね☆)
昔から、バイオリンやビオラを作ることがあったが、最近また作り始めたそうだ。

先生が持っているビオラを見ると、それは生まれたての赤ちゃんみたいだった。
ボディはきれいなカーブをしていて、”F”のカーブも狂いがない線を描いていた。
色こそ白いけど、それは確実にこれから楽器として生まれる準備をしていて
見ているだけでワクワクしてしまった。

ワタシが製作中の楽器に非常に興味を持ったので、レッスンに行くたび、
先生はワタシに製作途中のビオラを見せてくれた。
見るたびにどんどん楽器として成長していくビオラ。
ある日、ほぼ出来上がったビオラを手に先生がレッスン室にやってきた。
”少し音を出してみましょう”といって弦を鳴らす。
このビオラのファーストサウンドだ。
その音は、まるで生まれたばっかりの赤ちゃんの鳴き声みたいに大きな音だった。
ワタシはいたく感激し、次は自分のを作っていただきたいことを伝えた。
先生は、”だけど、このビオラの次の次ね”と言い思った以上にアッサリ引き受けてくれた。

それで構いません。いつまでも待ちます。ワタシは言った。
本当に何年でも待つことができると思ったからだ。
それから数年の間、先生は楽器を作ってはその工程を私に見せてくれ、
ワタシはその楽器たちが、出来上がっていくのを見届けた。

ある日、”次はアナタの楽器を作る番になりました”と先生が言った。
私がビオラの産声を聞いて感激し、先生に製作を依頼してから、数年後のことだった。

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by reina917 | 2007-09-10 01:35