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by reina917
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*先生を泣かせる生徒*

ハイ、それはワタシです。いや、別にいじめてるとかじゃないですよ。

普通は、1時間ごとに違う先生に教えてもらうことになっているんだけど、ワタシは、自分から希望して、同じ先生でずっと授業を担当してもらっている。先生との相性がいいので。
つまり、ワタシは1日4時間、ずーーーっと同じ先生と向き合っているのだ。

先生の名前はJerick。若い男性の先生だけど、とても熱心。そしてユーモアもあり、真剣にも楽しい授業をいつもしてくれる。

ある日の授業のトピックで、ワタシとJerick先生は。「What is the most important person for you? -自分にとってもっとも大切な人は誰か」そういうハナシをした。 

その時ワタシは、迷わず答えた。
「ワタシにとって最も大切な人は一人じゃないの。 二人だよ。 だってそれは両親だから。」

ワタシがこの世界に存在する機会を与えてくれた人たち。
ワタシこの世界で生きるために育ててくれた人たち。
愛情と幸せを最初に教えてくれた人たち。

「これ以上に大切な人が他にいる?この質問はナンセンスよ。」

そして、ワタシは続けて、3月11日の地震の日のハナシをした。大地震の後、携帯電話がつながらず、長蛇の列で一回しかかけることの出来ない公衆電話を前に自分は誰に電話をかけるか、ワタシは人からお借りしたテレフォンカードを入れるその瞬間まで、悩んでいた。だけど、無意識のうちに実家の電話番号をプッシュしていたのを覚えている。 そんなハナシをしたらJerick先生は、手で顔をおおって泣いてしまった。

「あぁ、Reina、ボクを泣かせたな! でも、それは正しかったね。きっとボクも同じコトをしたハズだから。」
Jerick先生は、両親へ深い愛情をもっている人だから、ワタシのハナシと自分を置き換えて考えてしまったと言っていた。 先生の涙を見て、ワタシもその瞬間を思い出しながら少し泣いてしまった。


また別のある日。ワタシたちはとあるエッセイを読んでいた。「とても大事なヒトへの愛情」そんなハナシだった。正直、そのエッセイのエピソードはウソくさく感じて、ワタシはそのまま言ってしまった。

「Jerick、このお話はきっと作り話だよ。でもね、ワタシこのエッセイを読んで思い出したハナシがあるよ。そのハナシをしてもいい?」

もちろん!とJerick先生は言ってくれた。
それは、とある男の子と女の子のハナシだった。二人は偶然出会い、すぐに友達になり、やがて恋人となり、とっても幸せに過ごしていた。だけど、そこには、ちょっと問題があって、すんなりハッピーエンド、とはいかなかったりするんだけど、二人はお互いをとても大切に思いあっていたので、最終的には二人は幸せになりました。そんな二人のおハナシをした。(詳細は二人のヒミツ。)そしてワタシは続けてこう言った。

「その女の子の名前はReina、ワタシのこと。そして、その男の子は今のカレよ。」

それを聞いて、Jerick先生ははまたまた泣いてしまった。

「あぁ、またReinaに泣かされちゃったよ!!」 二人の純粋な愛情のハナシを聞いて本当に感動した、と言ってくれた。ワタシも思い返して、ちょこっと泣いてしまったのを覚えている。

Jerick先生はいつでも、ワタシのハナシを真剣に聞いてくれる。ワタシが真剣に話せば話すほど、キチンと耳を傾けてくれる。だから、Jerick先生にハナシをする時は、ちょっと気をつけなくちゃいけない。
愛情や、思いやりの穏やかなハナシならいいけど、ワタシ自身が持つ強烈な感情、たとえば憤りや嫌悪、悔しさや悲しさ、とかを、言葉に出してしまうと、Jerick先生には、ダメージが大きいのだ。

このことがあってから先生は授業の前にワタシにこう言うようになった。

「さぁ、Reina、今日はどんなハナシでボクを泣かせてくれるんだい?」
by reina917 | 2011-12-10 01:09