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by reina917
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*Go!Go!Mexico!Day3 国境は歩いて渡るのだ!*

San Diegoを過ぎると、いよいよMexicoに入国です。もちろんパスポートは持ってきているのですが、陸路で国境を越えるのは、今回が初めて。入国審査ってどんなカンジなんだろー、と思っていたら、ガイドが、「ハイ、ここからは車を降りて国境を歩いて渡りマース!」と言うではないか。歩いて国境越えするんだー。へぇーへぇー、と思っていたら、ガイドは「国境はあそこデス」とはるか遠くを指差した。なんだか指差す先には、小さい施設があるような無いような・・・つか遠っっ!!
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とは言っても、車を降りた以上、ここは歩くしかなさそうだ。あづいよー、ほこりっぽいよー、SanDiegoのさわやかな風が懐かしいな。
しばらく歩くと、ゲートらしきものが見える。「あそこをくぐると国境ラインがわかりマスよ」と言われたが、先に見えるゲートは動物園の入場ゲートくらいにちゃっちい。いや、動物園ならわくわく間があるのでいいのだが、このゲートは何もないタダの回転ゲートだ。
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くるりくるりとひとりずつゲートを越えていくと、国境ラインが見えた。黄色と白のシマシマ模様で描かれていたのは、紛れもなく国境らしく、「こっちはメキシコ、あっちはアメリカ」と石碑に書いてあった。わかりやすいけど、シンプルで無駄を徹底的に省いたカンジだ。
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メキシコに入国したらすぐに、ティファナという街に向かう。ツアーで予約してくれているレストランでランチを食べるのだ。レストランに着くとスグに食事を運んでもらった。飲み物はモチロン、ビールをオーダー。
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ビールの美味しさに舌を巻きつつ、サルサの辛さに舌をしびれさせつつ、食事は無事に終了。(無事でないと困るのだけど)
食後は、街を散策することになった。「解散する前に説明がありマース。」とガイドが歩道の一角で説明を始めた。露店のアクセサリーを買う時のシルバーの見分け方や、値段の相場、スリに注意しろ、置き引きに気をつけろ、とか説明している。私は、説明を聞く気もしなかったので、グループの離れたところで、聞いていた。ツアーのみんながガイドの周りに集まっているのを見ていると、なんと!!みんなが集まるっている外側に明らかにメキシコ人と思われる男がなんとなく混ざっているではないか。
そいつをよーーーく見ていると、どうやら後方に混じり、女性のバッグのファスナーを開けようとしている。

ナルホド!!スリって言うのはああいう風に盗むのね!!!」と妙に納得してしまった。正に百聞は一見に如かずだわ。
ティファナの街は、まさにメキシコだった。建物の壁の色が鮮やかで、青空と太陽の明るさにマッチしている。本当にキレイな色合いで、あまりにも現実離れしていて、まるでディズニーランドに来ているような錯覚を覚える。こんなところが現実になるなんて、信じられない!
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ティファナの街を散策すると、いたる所から男たちが声をかけてくる。通りはほとんどがお土産やさんなのだ。
みんな呼び込みの為の日本語を覚えているようで、かなり流暢に声をかけてくる。

「見テ、見テ、中、アンゼン。とってもヤスイよ。」
とか
「ネ、ネ、お姉さん、ここホンモノばかりデス。ワタシのお店だけホンモノ、ネ。」
とか、
「オネエサン、チョットだけ、中を見ていって。安全デスよ。」
とか。
中には、「オカチマチよりもヤスイですヨ!」
と、なんでこの人たち御徒町知ってるの?!と言いたくなるようなツワモノもいたし、
「見てイッテよ、ホラ、おっぱっぴー!!」

と、現在の小島よしおでさえやらないギャグを見せられて心底驚き、感心した。
彼らの生活の糧はわたしたちのような旅行者であり、旅行者のワタシ達がお店に入ってくれなければ、何も始まらないのだ。だから、「安い」「安全」「本物」と、信頼をしてもらえる言葉を先に覚えたんだろう。

ワタシが外国語を覚える時、自分の信頼性を訴えるようなコトバをまず覚えたりはしない。
自分は日本人であり、信頼してもらえるのなんて当たり前だと思っていたから。でも彼らは、できるだけ、自分たちが安全な人間であることを先に訴えてくる。その必死さがなぜか悲しかった。

あまりにも、客引きが多いので、ついにはワタシは、こう切り替えした。

「Soy coreano!」(ワタシ韓国人なんです!)

「oh!アニョハセヨー」

「くっっ・・・」

くやしい、韓国語もわかるようだ。別の時には、

「I’m Chinese.I don't know any Japanese!」(ワタシ中国人だから日本語わかりません!)
「Oh,chino!xiaojie、ニイハオー」(あ、中国人ね!お姉さん、こんにちわー)

「ぐぅ・・・っ」

くやしい、意味不明にも、韓国人になったり中国人になったりしたのに、彼らはどの国のコトバもOKなのか!
負けた・・・ワタシの負けだ。これ以上、他の国の人間になれない。
フランス語やイタリア語、ドイツ語で挨拶くらいできるけど、私がフランス人です、なんてウソもいい加減にしろ、と逆にメキシコ人に怒られる。しかもこの勢いなら、彼らは「ボンジュール、マドモアゼール」くらい言ってきそうだ。
負けを認め、チョコレートをお土産に買ってMexicoを後にした。


次回、メキシコに来るなら、ビーチリゾートがいいな。
by reina917 | 2011-05-03 16:31