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by reina917
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*Day 7th ゴゾ島ツアー珍道中*

今日はゴゾ島ツアーの日である。
6時に起きて時間通り7時半に学校の前に集合した。しかし、集まったのはレベッカとホローとワタシの3人だった。あ・あれ?
「おはよー、カトリーナは?」とホローに聞くと、「彼女、今日は家にいるって。来週彼氏が来るから泊まるホテル探すんだって」と答えた。ホローとカトリーナのホストファミリーはお隣さんなので、学校の行き帰りにいろいろおしゃべりをしているようだ。

つまり今日は3人のお出かけなのか。ワタシはレベッカと話しができるが、ホローとはできない。ホローはレベッカと話しができるがワタシとはできない、まったくもって心細いメンバーである。まずはフェリーに乗るためにハーバーに出なきゃいけないので、フェリー乗り場行きのバスに乗る。バス停を探して近所を3人でぐるぐる歩き回ってしまった。ワタシは行く場所の名前も、バスの番号も全然調べていないので、くっついて行くしかないのだ。

やっとバス停を見つけたバスに乗り込むと、リサが乗っていた。レベッカが「Hi,リサー♪」と言って、リサの席に座る。
ワタシはホローの隣に座った。外を見ると抜けるような青空と、緑の丘が広がっていて、ため息が出るほどきれいだった。「外キレイだね。天気もいいし、ワタシたちラッキだね。」と言うとホローも「うん、晴れて良かったね」と言った。彼のジャーマニッシュを聞き取るには、ホローとできるだけ話をしないと。「デジカメ持ってきたんでしょ?撮った写真、あとでちょうだいね。」と約束を取り付けておいた。会話がいちいちずうずうしいのがワタシの特徴である。

フェリー乗り場に着き、チケットを購入。往復で€4とはビックリするぐらい安い。フェリーに乗り、外のデッキで、みんなで地図を広げて今日のコースを確認した。ドイツ語のガイドブックと地図を見ながら、行く場所をみんなで決めてる時、ものすごく楽しかった。今日一日を楽しく楽しく過ごせるといいな、と思った。
GOZO島に着いたらレンタカーを借りて島を周る予定で運転手はレベッカである。左通行に慣れているのは、ワタシなのだが免許証を持ってきてないし運転するつもりもなかったので、レベッカのアシストをすることで、許してもらった。

GOZO島に着くと、レンタカー屋に向った。’AIVAS’の看板を目指して店の前に着いたら、店はつぶれていた。ポリスステーションで相談してレンタカーを用意してもらうと€25だと言う。レベッカがフェリー乗り場の前にある、インフォメーションでも聞いてみようと言うので行ってみた。



レベッカ「あのー、レンタカー借りたいんですけどいくらですか?3人なので、大きい車は必要ないですが・・。」と言うと受付からおばさん(マンマ)が出てきてワタシを見据えてまくし立てた。

「あらー、アンタ達学生?レンタカー?それより、ツアーバスがあるからそっちに乗りなさいよ、それなら運転しなくていいからリラックスできるわよー。車はねぇー高いのよ。あっちこっちいくから、ガソリン代も結構かかるし、運転なれてないなら絶対バスよ。安いしね。バスだと一人えーっといくらだったかしら・・」

「バスもいいと思うのですが、レンタカーはいくらなんですか?」レベッカがまた聞いた。
「いやぁバスだと3人で€35よ。レンタカーはお金かかるわよぉ、保険も入らないといけなし、それに・・」

「だからレンタカーの金額をきいてるんですってば!!」
「あらーいやだよぉ、バスとレンタカーだったらバスのが安いのよぉ。リラックスできるわよぉ。ツアーの場所はね、ココでしょ、ココでしょっそれにココでしょっ。。それに16時のフェリーに間に合うように帰ってこれるわよぉ」

「・・・・・・・」三人とも黙ってしまった。マンマはバスツアーを勧めている、それも強力にだ。「ポリスが用意してくれるレンタカー借りようよ」とレベッカが言ったので、ワタシも同意した。しかしホローがレベッカにドイツ語で何か話し始めた。しかも、ものすごく早いドイツ語で。何を言ってるのか大体想像ついた。

レンタカーを借りるとなると、保険代、ガソリン代がかかる。しかも、マップを買って、その通りに君は運転できるかい?もし事故があったら、どこにどうやって連絡するかを知らなきゃいけないよ。時間に間に合うように帰ってこれるかもわからないし。

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多分そんなような話しをしているんだろうそ想像がついた。ワタシは二人をジロリと見て、「ちょっと!!!」と言った。レベッカがハッとしてワタシを見てこういった。「あ、ごめんReina、どう思う?レンタカーだとガソリン代が返すときにかかるね、それにワタシ事故起こしたくない。」
「運転するのはレベッカなんだから、アナタが決めていいのよ。今回はバスの方がいいと思うけど。」「そうよね・・。」
本当は車を借りて好きに走りたかったけど、誰も道を知ってるわけないし、誰も国際免許を持ってるわけじゃない、ワタシがナビなんて危険なことこの上ない。

ワタシ達のハナシを聞いて、満足そうにマンマが「でしょぉ、それで正解よぉ。それに安いわ。もし満足できなかったらお金返したっていいわよぉ。運転手はポールと言ってね、そりゃぁカレは親切でいい人よぅ。もうスグくるわよ。あと15分くらい待ってね。一人€12いただくワ♪」
3人で€35だったのに、一人€12ずつ取ると€1どこに行くのか。マンマのポケットか☆

程なくして、運転手のポールとバスがやってきた。客は私達3人以外に、イギリス人夫婦だけだった。マイクロバスにのり各々でイスに座る。気づくと運転手が運転席にいない。スタンドでタバコでも買っているのか、そのうち戻ってくるだろうと思ったら、レベッカが声を上げた。

「Oh!カレら何やってるのかしら?何かトラブル?!」
窓の外を見ると、外に立っている男がタクシーに乗っている運転手と何か言い合っている。男は車の外から何かを怒鳴ってタクシーのドアを蹴っている。タクシーの運転手は、車の中から男を怒鳴り殴っている。外にいる男は、運転席のドアを開けて、運転手を引っ張り出そうとしていて、つかみあっている。
明らかにケンカだ。しかも激しい。
「ヤダ!ケンカ?!なんで誰も止めないの?ってか、あの人、まさか私達のドライバーじゃないわよね?!」とワタシが言うと、
「He's our driver!!!」とレベッカとホローが声をそろえて叫んだ。
いい人じゃなかったの、ポール?!

3人であわわわ・・と言い合っていたが、ポールは戻ってくると何もなかったかのように、車を出発させた。「何があったんですか・・?」なんて聞けない。怖くて聞けない。イギリス人夫婦も同じように黙っていた。

最初の町に着く。「1時間半ね。戻ってくるのは12時15分ね。」とイタリア語訛りの強い英語で彼がいう。みんなで町を散策する。ホローとレベッカはハナシながらどんどん先を歩いて行ってしまう。
「ちょっと!歩くの早い!!」と言うと、ホローとレベッカは振り向いて「え、早い?ごめんコレが普通なんだよ。ホラ、僕達足長いから・・」「そう、ワタシもこれがノーマルなの、ごめんね」と言う。日本人が言ったらケリを入れる台詞だが、彼らは本当に足が長いので仕方がない。ホローは185cm、レベッカは170cm以上あり二人とも長身なのだ。

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教会の敷地に入るとそれは、素晴らしい建物だった。階段も通路も、ドラクエに出てくる建物のようだ。

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キレイだね、ステキだね、と言っていたが、よく考えればオーストリアやドイツのほうが歴史的な建造物は豊富なんだ。こんなん、ふつうなのかしらね。。写真はホローにもらうことにしていたので、写真はあまりとらなかったけど、それでも自分のカメラに収めておきたい景色ばかりだ。

一番見晴らしのいい場所に出た時だった。「あぁ、クソッ、バッテリーが切れちゃったよ!レベッカ、カメラ持ってたよね?」ホローがレベッカに確認するも「アラ、残念。ワタシのカメラも壊れちゃってるのよねぇ。」・・・マジ?!
「カメラは、Reinaのだけが頼りね。」「ワタシのカメラじゃないよ、携帯だし!っつか、写り良くないよ!・・・でも仕方ないね。ワタシ撮るよ。」旅は始まったばかりなのだ、写真がないのは、レベッカだって残念だろうし、今回はワタシがカメラマンになることにした。

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写真を撮りながら町を散策する。町中に教会があって、中に入ると、何人もの人がお祈りをしている。ワタシからすれば見慣れない光景だ。
レベッカとホローに「ねぇ、地元でああやって教会にいってお祈りしたりするの?」と聞くと二人とも「Oh,no~まさかぁ」という返事だった。クリスマスと復活祭くらいかしらねー?あとなんかあったっけ?、とアバウトな答え方からして宗教に対しては、日本人とそうかわらない感じだ。
町を散策している間に集合場所がわからなくなってしまった。地図も何も持って来てなかったので、こんな時に全然役に立たないのが申し訳ない。時間通りにもどらなければ・・’いい人のポール’がどうなってしまうかわからない。

早足で戻ると、バスには新しい客である男子二人が追加されていた。運転手のポールは自由時間中に客をゲットしていたのだ。商売根性に脱帽である。新しい客の男子二人は、明らかにスペイン人だった。しゃべっている言葉もスペイン語で間違いない。ワタシとレベッカの前に座った二人の存在をワタシたちは、うざったく思っていた。そう広い車じゃないのに、男子二人はむさくるしいのだ。

「Who's ↑ Guys?!」ワタシが紙に書いてレベッカに見せると「Don know,Spanish?!」と返してきた。前のスパニッシュGuysは、デジカメで自分達の写真をチェックしている。後ろから彼らのデジカメを除いて見てみると、やつらが裸で写っている写真が出てきて、レベッカと二人で顔を合わせて「おぇーーー!」となった。一体どういう関係なのか、彼らは。

また別の教会にバスが止まった。中に入ると、またまた素晴らしい装飾だった。写真を撮りたかったのだが、お祈りしている人もいるので、シャッター音がする携帯のカメラでは撮れない。本日のカメラマンは役立たずである。

写真撮影もほどほどに、散策をしていると、さっきのスパニッシュガイズとあった。すかさずワタシは近づいて行き、「アナタたち、スパニッシュ?」とスペイン語で話しかけてみた。「そーだよ」と言う。分かってましたけどね。「Ah、ワタシ、ハポネ。名前・・Reinaデス」とギリギリのスペイン語で言った。学生時代スペイン語で”A”を取ったとは思えないほどひどい発音だ。ワタシの名前を聞くとスパニッシュガイズは「キミ名前Reina?キミお姫サマ?!あーはっはっは!!」と英語で返してきた。
「そうよ。ワタシの名前Reinaなの。スペイン語でお姫サマだものね。それより!・・あなた達、さっき写真、教会で撮った?」「あぁ、撮ったよ。」「あの、教会で写真撮れなかったから、私にも欲しいんだ。E-Mailで送ってくれないかなぁ?」と言うと「いいよ!」と快諾してくれた。携帯にすぐメアドを打ち込んでくれて、送ってくれると言うことになった。「ホロー、彼らにチャーチの中の写真送ってもらうよに頼んだよ♪」と言ったら「やったねー、僕にもくれよー。」と言った。ちゃっかり者だが、コレくらいの要領がなければ観光なんてやってられない。丘に立つ石造りの巨大な教会や、崩れかけても威厳を損なわない教会、それはそれは日本では見れない風景ばかりだけど、写真に全て収めるなんて一人じゃ無理だ。

その他のポイントにも行き、フェリー乗り場に着いたのは午後の3時半だった。GOZO島は小さい島なので、車で数時間あれば見るポイントは周ってしまった。”いい人のポール”のおかげである、16時のフェリーに間に合いそうだ。
フェリーに乗り込み席に座る。向かい合わせに座っているホローに「帰るにはちょっと早い時間だよね。」と言うとホローは「No,これでいいんだよ。船に乗ってるのが30分、バスに乗るのが30分、家に帰って食事をして、20時半には学校の前で待ち合わせなんだから、これでいいんだよ。」そうだった。今日はレベッカのお別れパーティがあったのだ。

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ゴゾ島で出会った猫ちゃん。目が合うと「ニャー♪」と言って近くに来てくれた。ワタシのそばに来るので、正面を向いた写真が全然とれなかった。。

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他の観光客からも大人気。

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じっとしてくれないので、ホローに気を引いてもらうも失敗。。
by reina917 | 2009-02-07 19:10